保育士が知っておきたい子育て支援と健全育成

母子保健とは

母子保健は、1965年成立の母子保健法を主として、
その他、児童福祉法などにより実施されています。

 

母子保健法の基本理念は、「母性の尊重」と「乳幼児の健康の保持増進」です。

 

妊産婦と乳幼児、子どもの保護者を対象とし、
広く「母性」、そして乳幼児の健康の保持と増進を図ることを目的とし、
保健指導や健康調査が行われてきました。

 

この結果、日本の母子保健水準は、世界でもトップレベルのものとなりました。

 

しかし、母子保健の分野でも、
高度経済成長のあたりからの核家族や都市化、
女性のライフスタイルの多様化などの変化等により、
子どもが健やかに生まれ育つための母子保健の課題が生じています。

 

1997年から今まで都道府県や指定都市、及び保健所を設置する政令都市の業務であった
妊産婦・乳幼児ならびに3歳児健康診査、妊産婦・新生児の訪問指導が市町村に委譲されました。

 

そして、母子保健における市町村の役割が一層強化されました。

 

この強化対策により、住民に身近な市町村単位での、
より決め細やかな「親育ち」の支援としての母子保健の充実が期待されています。